SPACEWARPで使えそうな小物

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インテリアホビー SPACEWARPでオリジナルコースを組立てるための勘所を紹介します。

あると便利な工具類
  (写真をクリックすると楽天ショップに飛びます。)
大型カッターナイフ
・組立前のレール切断に使います。切断面が潰れずレールの接続も容易です。
・シャフト用アルミパイプ切断に使います。使い方はここを参照してください。
精密ニッパー(プラモデル組立用など)
・組立中のレール切断に使います。刃先がそろっているのでレール切断面が潰れません。
・小さいほうが作業しやすい。
ラジオペンチ
ピアノ線切断、曲げ、レールジョイント取り付けに使います。
ものさし
・長さ30[cm]の金物が扱いやすい。
  油性マジック
・シャフトやレールを切断する印をつけます。
  ろうそく(小さいもの)
・レールを加熱してジグザグのような小さな曲げを作るために使います。
・組立中のレールを加熱してクセをつけるために使います。

材 料
 (◎:ぜひそろえたい ○:あると便利)
ピアノ線  φ1.2[mm]
レールジョイント(長さ10[mm]程度)、ギミック作成等に使います。
木ネジ  φ2 x 5 [mm]
ベースを展示用板に固定したり、ベースとレールを固定するために使います。


設 計

コース設計の制限
・アームを上下に設置する間隔は3.5cm以上(鉄球が走行可能な高さ)
・縦ループはループ直径の2倍以上の高さから進入
・ギミック設置条件(分岐パーツ、シーソー、スタートユニット、大回転ユニット)
・カーブでは進入速度を抑える(カーブ径が小さい程進入速度を抑える)
・エレベーター入口では鉄球の速度を十分落とす。
・2本のレールの間から鉄球が落ちないようにレールサポートを使用する。

鉄球の落下や停止が少ない安定したコース設計のために
1.レールやシャフトの振動を抑える
振動要因
・鉄球がレール上段から下段へ落ちる時
対   策
・落ちるレイアウトから転がるレイアウトへ変更する
・落差を極力少なくする
・鉄球を受ける下段レールが振動しないようにする(落下点にアーム設置、シャフト補強)   
振動要因 
・鉄球がシーソーに乗り移る時
対   策
・シーソー手前で鉄球のスピードを十分落とし、シーソーに衝撃を与えない
・レールからシーソー(またはシーソーからレール)の落差を少なくする
・シーソー内のおもり(ナット)が動かないようにテープなどで固定する
振動要因 
・鉄球がループを通過する時
対   策
・ループが振動しないように複数アームで固定する
2.カーブ部分レールのしなりを抑える
しなり要因
・カーブ半径が大きい
対   策
・アームを増やしてレールを固定する
・カーブ半径を小さくする
しなり要因
・同一カーブ区間に鉄球が複数同時に転がる
対   策
・アームを増やしてレールを固定する
・同一カーブ区間に鉄球が同時に転がる数を制限する(鉄球使用数、タイミング調整)
3.レール張力によるシャフトのゆがみを押さえる
・シャフトをアームで組合わせて補強することでゆがみを抑える
4.鉄球のスピン(すべり)を抑える
すべり要因
・鉄球の急激な方向転換(急なスロープ、ループ出入口、など)
対    策
・縦ループへ進入するスロープの形状を直線からサイクロイド曲線に近づける
5.鉄球の落球対策
レールガード設置の検討
・カーブの場合SPACEWARP Startのカーブパーツを使う

調整が容易なコース
・アーム設置の上下間隔にゆとりをもたせる
・カーブを設けるなどアーム上下位置変動によるレール長変化に対応できるようにする

見栄えのするコース
・シャフトを規則的(格子状等)に立てる
・シャフトの使用本数を少なくして見通しよくする
・シャフトの長さを使い分けて見通しをよくする
・アーム取付方向をそろえて見通しをよくする
・レール配置に奥行きを持たせる
・鉄球の転がる方向が単調ではなく前後左右変わる


組立て
作業場所
・広くて水平な場所を選ぶ。水平でない場合、作品の向きを変えたり他の場所に移動した際に鉄球がレールから落ちたり転がらなくなる場合がある。
・完成後に作品を移動しやすいよう平らな板の上で組立てるとなおよい。
ベースの敷設
・ベースホルダーを使ってベースが浮いたり外れないように固定する。
・板の上にベースを敷設する際は木ねじ(φ2x5[mm])でベースを固定してもよい。木ねじを絞め過ぎるとベースが割れるのでベースが浮かない程度にしておく。
シャフトの設置
・ベースにしっかりと挿し込む。
・シャフトが振動したりレールの曲がりがきつくシャフトが曲がりそうなところはシャフトで補強する。
アームとレールサポートの方向を使い分ける
・アームとレールサポートには方向性がある。アームとレールサポートを上から見ると明らかな成型上の違いが見られ、アームにレールを取り付けた後にレールを押し引きしてみるとレールが動く方向がわかる。
・エレベーター出入口ではエレベーター内部方向へレールが動くとエレベーターウォームとレールが干渉しエレベーターが停止する可能性があるので、レールがエレベータ方向へ移動しないようにレールサポートをエレベーターリングに取付ける。
・アームとレールサポートを取付ける方向を統一することでレール敷設が楽になる。
アームの設置
・アームクリップの操作がしやすいよう向きを互い違いにする。
・アームクリップをまわす方向を統一する。

レールの敷設
・レールを敷設する前にシャフトをアームに乗せて傾斜を確認する。
・鉄球の転がり具合いを確認しながら下から上へ
・シャフトがベースから抜けていないか、レールによって傾いていないか絶えず確認する。
・レールを適当な長さで分割しレールジョイントで接続する
・レールを小さく曲げる場合は手で曲げ癖をつける。
・レール設置直後に火をつけたろうそくの熱でレールを暖めて曲げ癖をつける(火事、やけど注意)

履 歴

2007/12/15 初版
2007/12/16 材料、設計、組立て
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