(C)Genesis 2005-2007　　　genesis_2akyahoo.co.jp

ホーム　>　小物　>　ブラックライトによる作品の演出

ブラックライトによる作品の演出

概　要 作品を美しく演出したいという願望からブラックライトを使っている方がいます。 １）レールやギミックを光らせたい(ブラックライト塗料使用) SPACEWARP バカ　さん（大型作品） http://home.att.ne.jp/kiwi/nav-home/sw-baka/PICT/sample0118.jpg http://home.att.ne.jp/kiwi/nav-home/sw-baka/PICT/sample0158.jpg ※レールを光らせるためにレール内部にブラックライト塗料を注入しています。 ２）ボールを光らせたい（蓄光球使用） SPACEWARP desktop（卓上作品） http://www.asovision.com/spacewarp/ ※ボールに蓄光物質を練りこんだ樹脂を使っているようです。 今回は卓上型作品をつくって私なりの演出をしてみました。

実現方法 ＜材料＞ SPACEWARP Start たのみこむ特典　クリアパーツ（現在入手不可） ビー玉（クリア） ブラックライト塗料（透明タイプ） 蓄光塗料（黄緑） クリアコート（ブラックライト、蓄光塗装保護） ブラックライト電球 電気スタンド ブラックライトについて 今回使用したブラックライト電球は波長３５２[nm]のもので、白物（紙、シャツ）を明るく照らします。 眼に有害な紫外線（波長300nm以下）は放射しませんが、近距離で長時間作業する場合は、安全のため眼鏡をかけてください。 紫外線ＬＥＤも使用可能ですが、目に有害なので今回使用しませんでした。 電気スタンドとブラックライト電球 卓上電気スタンドでは小型の作品（ベース６枚程度）しか照明できません 今回使用した材料は下記から購入できます。（画像をクリックすると楽天ショップに飛びます） ブラックライト電球 　　　　　　 電気スタンド 蓄光塗料 ブラックライト塗料 ビー玉１２．５[mm] （クリア） ビー玉１２．５[mm] （色つき） ＜実施例＞ 可視光 ブラックライト（紫外線） 　コメント クリアパーツ 　ブラックライト塗料は高価なのでボールが接触しない面に塗布すれば十分です。 　クリアパーツ以外の黒パーツにも応用できますが、クリアパーツのように素材内部の光反射がないのであまり効果は期待できません。 黒パーツには蛍光塗料がよいでしょう。 ビー玉：蓄光塗料（左）、ブラックライト塗料（右） 　ボールは転がると塗料が剥げるので蓄光塗料を塗った上に保護用のクリア塗装をするとよいでしょう。 　蓄光塗料を塗る際は下地材(白)を塗るとより明るく光りますがビー玉の透明感がなくなりますので今回は塗りません。 、 ブラックライトの元では蓄光、ブラックライト共明るく輝きます。 ビー玉内部で光が反射するので透明感のある光です。 ブラックライトを消すと蓄光のほうは数分間明るく光ります。 作品例1：Blue Dragon ベース2枚 レールにはブラックライト塗装していません。肉眼ではぼんやり見えます。 クリアパーツを多用すると見栄えしますがボールの動きは目立たなくなります。 Youtube動画 http://jp.youtube.com/watch?v=WE075th_bjs 作品例2：Waterflow ベース5枚 レールにはブラックライト塗装していません。肉眼ではぼんやり見えます。 ボールの動きがよく見えます。 Youtube動画 http://jp.youtube.com/watch?v=H21FR05K9sU

所　感 ・光るボールにはあまり興味なかったのですが実際に作ってみるとなかなかいい感じです。 ・鉄球とビー玉では重さが異なるためレールの起伏を調節して転がる緩急を調節したほうがよいでしょう。 ・日中窓際に作品を置くとブラックライト塗料が紫外線に反応して青白色が見えます。 ・ブラックライト光がボールに届くようにコースは単純にしたほうがよいでしょう。 ＜注意＞ ・塗装やブラックライトの使用に際しては、各製品の注意書きをよく読み事故やケガをしないよう安全に配慮してください。 ・ブラックライト（紫外線）はプラスチックを劣化させ部品を壊れやすくするので長時間の使用は控えましょう。

動　画 http://jp.youtube.com/watch?v=WE075th_bjs http://jp.youtube.com/watch?v=H21FR05K9sU

履　歴 初版　2007.11.15